株式会社マーケットヴィジョン

ケーススタディ

解析事例集

ある業界の解析事例

ある業界の解析例を紹介します。

調査期間は2020年2月~11月の10か月間、調査店舗総数1,739店、月平均調査店舗は193店舗のデータです。
メーカーすべてを調査対象とするのは大変ですので、代表的な7社(A社~G社)について説明します。

各メーカーの商品数の推移を見てみましょう

各メーカーの商品数の推移表ー1のようになっています。

各メーカーの商品数の推移

  2月 3月 4月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 合計 平均
店舗数 198 141 145 133 222 218 234 212 236 1,739 193
全メーカー 3,858 4,383 4,267 4,066 4,420 4,301 4,303 4,115 4,446 38,159 4,240
A社 455 608 612 565 596 579 575 563 636 5,189 577
B社 540 629 602 544 586 567 562 525 532 5,087 565
C社 158 226 215 220 216 211 209 211 229 1,895 211
D社 254 280 268 273 293 282 281 260 267 2,458 273
E社 188 197 197 192 207 208 203 202 206 1,800 200
F社 222 253 234 214 232 218 221 207 208 2,009 223
G社 178 264 260 218 241 240 236 223 239 2,099 233

表-1

メーカーA社、B社が飛び抜けて商品数が多いです。

1店舗あたりのフェイス数の推移を下の表-2に示しました。

1店舗あたりのフェイス数の推移

  2月 3月 4月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 合計 平均
店舗数 198 141 145 133 222 218 234 212 236 1,739 193
全メーカー 1,037 1,144 1,111 1,001 1,095 1,096 1,096 1,016 1,062 9,658 1,073
A社 232 294 286 258 279 278 280 267 278 2,452 272
B社 175 194 187 146 166 165 168 152 150 1,503 167
C社 72 95 94 88 93 93 94 87 90 806 90
D社 64 72 69 61 69 69 70 63 63 600 67
E社 89 91 88 81 90 91 89 84 84 787 87
F社 56 61 60 52 59 58 58 56 58 518 58
G社 46 70 69 67 73 73 70 66 65 599 67

表-2

店頭棚に登場した商品の評価はどうするのでしょうか。
全国の店舗500店舗、1,000店舗の陳列状況をメーカーの営業マンが直接現場に出向き目視によるチェックはほとんど無可能に近いといえるでしょう。
そこで、マーケットヴィジョンはミッションに掲げた如く、「実店舗のありのままの“姿”を正確に捉えデータ化」する仕事をしています。
500店舗、1,000店舗の店頭棚の撮影画像をAI画像認識を利用して店頭陳列状況を見える化し、解析しているのです。
その解析から、メーカーの商品の陳列状況の課題を発掘し、メーカーの担当者と共同で課題を解決しています。

1店舗あたりのフェイス数の推移を下の表-2に示しました。

1商品当たりのフェイス数の推移

  2月 3月 4月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 合計 平均 指数
店舗数 198 141 145 133 222 218 234 212 236 1,739 193  
全メーカー 53.2 36.8 37.8 32.8 55.0 55.6 59.6 52.3 56.4 439.4 48.8 1.00
A社 101.0 68.3 67.8 60.7 103.9 104.7 114.0 100.4 103.1 823.9 91.5 1.88
B社 64.0 43.4 44.9 35.8 62.9 63.6 69.9 61.4 66.4 512.4 56.9 1.17
C社 90.6 59.0 63.4 53.2 96.0 95.8 105.3 87.8 93.0 744.0 82.7 1.69
D社 50.2 36.2 37.2 29.8 52.1 53.6 58.3 51.7 55.4 424.5 47.2 0.97
E社 94.0 65.1 64.9 56.1 96.3 95.4 102.8 88.3 96.5 759.4 84.4 1.73
F社 49.7 34.0 37.4 32.1 56.5 57.9 61.8 57.0 65.9 452.3 50.3 1.03
G社 50.6 37.2 38.7 41.2 67.0 66.3 69.5 62.3 64.5 497.4 55.3 1.13

表-3

今までの検討結果をまとめると、下表-4のようになります。

まとめ

一ヶ月平均値

  商品数 1店舗あたりの
フェイス数
1商品あたりの
フェイス数
  指数
店舗数 193  
全メーカー 4,240 1,073 48.8 1.00
A社 577 272 91.5 1.88
B社 565 167 56.9 1.17
C社 211 90 82.7 1.69
D社 273 67 47.2 0.97
E社 200 87 84.4 1.73
F社 223 58 50.3 1.03
G社 233 67 55.3 1.13

表-4

A社について

① 商品数は577とトップ
② 1店当たりのフェイス数272で各店に満遍なく配荷されていることが想像できる
③ このため、1商品当たりのフェイス数も91.5とトップ

B社について

① 商品数は565とトップクラス
② 1店当たりのフェイス数は167と2番目に高いが、商品数が多いため1商品当たりのフェイス数が56.9となっている。

C社について

① 商品数は211でA社、B社の36%
② 1商品当たりのフェイス数の上位 A社、C社、E社

最後に、1商品当たりのフェイス数の指標(全メーカーを1.0とした時の各社の値)の推移を図ー1に示した。

B社は7メーカーの中でトップの商品数569を上市している。
しかし、商品当たりのフェイス数は1.1~1.2で第4位に甘んじている
なぜなのか、販売活動に問題があるのか、それともマーケティング、商品開発に課題があるのか検討する必要がある

  2月 3月 4月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 月平均
A社 1.90 1.86 1.79 1.85 1.89 1.88 1.91 1.92 1.83 1.88
B社 1.20 1.18 1.19 1.09 1.14 1.14 1.17 1.17 1.18 1.17
C社 1.70 1.60 1.68 1.62 1.75 1.72 1.77 1.68 1.65 1.69
D社 0.94 0.98 0.98 0.91 0.95 0.96 0.98 0.99 0.98 0.97
E社 1.77 1.77 1.72 1.71 1.75 1.72 1.72 1.69 1.71 1.73
F社 0.93 0.92 0.99 0.98 1.03 1.04 1.04 1.09 1.17 1.03
G社 0.95 1.01 1.02 1.26 1.22 1.19 1.17 1.19 1.14 1.13

図ー1

以上の検討は、ラウンダーによる撮影画像のAI画像認識による商品特定のみで分析できる事例を説明しました。
商品特定では配荷率、店有率、欠品率等が分析解析可能です。